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第一話 「闇夜に蠢くもの達」前編
本編中の表記補足
キャラクターが喋っている文章には「」がついています
「」がついていない文章はプレイヤー発言となります
1-1 魔女学校の三人娘
ここは「レインズウィック魔女学校」。学園都市レインズウィックの名を冠した魔女学校である
入学は易く卒業は難し。ただし名だたる魔女を数多く輩出している世界有数の名門校
そんな学校の平凡な一日、とある教室の片隅に3人の魔女見習いがいました
〜レインズウィック魔女学校・教室〜
エルザレアマナ
エルザ:
「今日のAランチは最高でしたね」
レア:
「Bランチもなかなかだったよ」
マナ:
「レアちゃん、今日も半分食べてもらってごめんね…」
レア:
「いいのいいの、あたしすぐお腹すいちゃうしさぁ」
GM:
とまあ、いつもどおりのやり取りをしているところにクラスメイトが一人近づいてくる
エルザ:
「むっ、新手の暗殺者か!」
レア:
「なにいってんのよどこからどうみてもうちのクラスメイトじゃない」
マナ:
「ちょっ…エルザちゃん構えないで!大丈夫だから!」
クラスメイト女:
「ねえ、あなたたち3人何したの?ミルシェ先生から呼び出しがかかってたわよ?」
ミルシェ先生
フルネームは「ミルシェ=ユティア」女性、27歳
3人のいるクラスの担任で一見温厚な先生だが、実は怒らせるととても怖いと陰で噂されている
レア:
「…げっ、呼び出し?」
エルザ:
「えっ、レアが何かしたのですか?」
マナ:
「レアちゃん…また…」
レア:
「いっいやーあたしなんにもしらないよー?(棒
うぇーどうしよう・・・ブライを代理で行かせようかなー」
GM:
そんな風に言い合う姿を、周りのクラスメイトが哀れむような眼で見ている
レア:
「…しゃーない、行こっか」
エルザ:
「怒られるとは限りませんし。ひょっとしたら頭ナデナデされるかもしれませんしね」
マナ:
「そうだね、まだ怒られるって決まったわけじゃないし…」
一向はミルシェ先生の研究室に移動します
様々な実験器具が整然と並べられている中、3人は真ん中においてある応接用のソファに進められるがままに腰をかけました
ミルシェ先生:
「実はちょっとお使いに行って欲しいのよね」
エルザ:
(正座)
マナ:
「あの、お使いってなんでしょうか?」
ミルシェ先生:
(エルザをチラッとみただけで突っ込まず)「あなたたちシーカーギルドには詳しいわよね?」
エルザ:
(やっぱり怖い!)
ミルシェ先生:
(懐から手紙を取り出し)「で、今からこの手紙をシーカーギルドに届けてほしいのよ」
レア:
「手紙?」
マナ:
「何の手紙か、聴いてもいいですか?」
ミルシェ先生:
「渡せばわかるわ。お使いに行っている間の授業は出席扱いにして置いてあげるから、よろしくね?」
エルザ:
嫌な予感しかしない……
レア:
何がかいてあるんだろう…
マナ:
(小声で)「レアちゃんどうしよう…断っちゃまずいよね」
レア:
(小声で)「うん・・・引き受けるしか選択肢ないよね・・・」
エルザ:
出席扱いなんだーいい先生だー、と引き受ける気になりました
マナ:
「じぁ、じゃあ行きます…!」
ミルシェ先生:
「そう?ありがとう、助かるわ〜」と、手紙を渡してくれる
「そうそう、学校都合の外出だから、この指輪をつけて行ってね」
マナ:
この指輪は?
GM:
生徒の状態がわかる魔法がかけられているらしい、寄り道防止用だね
レア:
のんびり行こうと思ったのにー
ミルシェ先生:
「それじゃ、気をつけていってらっしゃいねー」と、手を振って送り出す
マナ:
「はい、行ってきます」
レア:
「じゃあ行ってきます」
エルザ:
「行ってきます。ああ、研究室の外の空気だ!生還した!」
ミルシェ先生:
「きこえてるわよぉぉぉぉ」
エルザ:
「ああああああ!」全力で逃げます
1-2 シーカーズギルドの怪しい二人
さてさて同時刻、場所は変わって「シーカーズギルド」
ここは様々な厄介ごとが日々持ち込まれ、それをシーカー達に斡旋する為の組織です
50年後の世界では廃れてしまうこの組織も、この時代には一大勢力を誇っていました
実力に応じて様々な依頼を紹介してくれるのですが、当然一人では解決できない事も多々あるわけで…
現在この場所にはカゾットとベアルが仕事を探しにきています
そんな二人に受付のお姉さんが声をかけてきました
受付のお姉さん
本名は「リディア=ウィット」女性、27歳
シーカーズギルドの受付嬢をやっているが、性格は大雑把でやや適当な所がある
〜シーカーズギルド〜
カゾットベアル
リディア:
「そこのお二人さん、ちょうどよさそうなお仕事あるけど、どう?いっとく?」
ベアル:
「筋肉を使う仕事ならぜひ」
カゾット:
「この前「破壊」したテーブル代ただにしてくれたら受けよう」
リディア:
「そりゃーもー、モリモリ使っちゃうわ、っていうかモリモリ使う要員が必要なのよね。
あとテーブルは支払いまでの猶予を伸ばしてあげるから、話を聞きなさい」
カゾット:
「いや、アレは正義のために仕方が無かったんだ。まさか乱闘になるとは。ハイ受けますすみません」
GM:
では二人は小部屋に通される
カゾット:
依頼をわざわざ小部屋で話すなんて、ヤバくないだろうな…
リディア:
「ちょーっとまってね〜、二人だけで仕事に行かせるとかギルド的にアレだからさ〜」
カゾット:
とりあえず地図でも眺めておこう、そういえばシーカーギルドは何処にあるので?
GM:
レインズウィックの西の地区ぐらいかな、魔法学園が北の地区の真ん中ぐらいにある
小部屋にクマと青フードという異様な雰囲気の中待つことしばし
リディアが3人の少女を連れて戻ってきました、言うまでもなく魔女見習い組です
エルザレアマナ
カゾット:
「(はて、学園の生徒がなんの用だろう)」
ベアル:
「幼児が一人いますね、まさか子守の仕事ですか?」
エルザ:
「なんですかこの部屋は?クマのぬいぐるみがいるようですけど」
レア:
「(こんなところで一体何をするんだろう…)」
カゾット:
「は!? まさか筋力もりもりでこの生徒達を!?」
リディア:
「手紙預かってきたでしょ?出してもらえるかな?」と、カゾットを無視しつつ言います
マナ:
「あ、はい…これのことですよね?」
カゾット:
スルー!?
GM:
リディアは机の上に手紙を開いて投げる。そこには「ご依頼の品をお届けします」とだけ書いてある
エルザ:
売られた!
レア:
「…なにこれ?」
マナ:
「え…これってどういう…」
リディア:
「いやー、今使えそうな人員が筋肉系だけだったから魔女学校に人員よこせって言っといたのよねー(アハハ」
エルザ:
「ワ、ワタシハ、マジョガクエンノセイトジャアリマセンヨ」
マナ:
「エルザちゃん、それも先生に聴こえてるよ!」
エルザ:
「あああああ!(しくしく)」
カゾット:
「それじゃあ今回は何時もの街道の舗装や伐採の下請けじゃないと?」
リディア:
「違うわよ、今回の依頼はすっごいシンプル、ゴブリン退治!」
マナ:
生徒3人はすでに魔物退治の経験ありですか?>GM
GM:
学園にはいってからはなし、それ以前は自由ですが
マナ:
「みんな、魔物退治って…経験ある?」
エルザ:
「射撃練習でぬいぐるみなら撃ったことあります。クマの
マナ:
「(私の部屋においてあったクマに穴があいてたんだけど)」
レア:
「学園入る前のことだからなぁ…大丈夫かな」
カゾット:
「ゴブリン程度なら学生より他の筋肉シーカーを集めた方がいいんじゃないか?」
リディア:
「だからそれがいないってのよね、人手不足なんだから」
GM:
ちなみにゴブリンについて知っているかどうかは【理知】で判定してみてくださいな
<知識:魔物>があれば+して良いです。難易度は10ぐらいで
カゾット:
では本業の学生にどれくらい知ってるか聞いて見ようか
ここでゴブリンという魔物を知っているかどうかの判定を行ってもらいました
TRPGではこのように、色々な行為を行うときにサイコロを振って判定を行います
このゲームではサイコロを振って能力値と足し
難易度以上なら成功、難易度未満で失敗となります
ここではエルザとレアが成功しました
ちなみに言いだしっぺのカゾットはさりげなく失敗しています
GM:
では10以上の人はゴブリンが子供ぐらいの大きさの人型魔物だとわかる。夜行性で何故か鍋をかぶっているらしく、群れで行動する習性があるんだそうだ
カゾット:
「ふ、ふん知識だけあっても現場の経験が第一よぉー」
エルザ:
「ふっふっふ、少しは魔女の恐ろしさがわかりましたか」
リディア:
「依頼はレインッズウィック西にあるクレイル村から
『家畜がゴブリンに襲われた。安全を確保する為にゴブリンを退治して欲しい、報酬は1000リル。滞在費用はこちらで持ちます』とのことだよ」
エルザ:
「報酬は貰えるんですよね。先生にピンハネされたりしないですよね」
リディア:
「あたしからはなんとも言えないけどね、でもそんなせこい事はしないと思うわよ?」
ベアル:
スパルタ学校っぽいな…
カゾット:
善は急げか互いの自己紹介は道中済ますとしてクレイル村に行ってみよう
エルザ:
馬車代も向こう持ちですよね
ベアル:
子供のころからそんなにお金にガメついてたらいい大人になれないぞ
エルザ:
お、おかねになんかこまってませんよ!
1-3 クレイル村へ
一向は馬車をレンタルし、半日かけてレインズウィックの西にあるクレイル村へ向かいました
ここで魔物とかに遭遇してもよかったのですが、今回は何事もなく無事に村に到着します
田舎という言葉がぴったりののどかな湖畔の村です
また、昼過ぎに出発したので到着した頃にはすっかり夜になってしまいました
〜クレイル村〜
エルザレアマナカゾットベアル
ベアル:
「いい村ですね」
エルザ:
「仕事なんて忘れてのんびりしたいですね」
マナ:
「(お仕事以外で来たかったなぁ…)」
カゾット:
村長宅がわかるなら村長にGo
エルザ:
まずは依頼人ですね
GM:
まあ一番立派な家だろうって事はさっしが着くだろうから、村長宅に行くのは難しくない
〜村長宅〜
エルザレアマナカゾットベアル
カゾット:
「シーカーギルドのものでーす」
GM:
しばらくしてガタガタと扉が開くね
エルザ:
「こんにちは暗殺者でーす」
GM:
そしてガタガタと閉じていく
カゾット:
「まてい!」
エルザ:
「失礼しました。こんにちはではなくこんばんはですね」
マナ:
「エルザちゃんが変なこというから…!」
エルザ:
「ここの人はあいさつに厳しい…」
カゾット:
「暗殺者じゃないですシーカーギルドです アナタのご依頼で正義を執行しにきました」
ベアル:
「大変失礼いたしました」
エルザ:
「心配は無用です。ゴブリンを暗殺しに来たのです」
村長:
「ほ、本当かね?確かに格好は…ふ、不思議ではあるが…(ちょっと怯えてる」
カゾット:
だ、だれか説得向けのスキル持ちは
ベアル:
礼儀スキル持ってます
エルザ:
クマなのに!
クマなのに礼儀スキルを持っていたおかげで何とか説得に成功
村長の警戒心を(やや)解く事に成功しました
<礼儀>スキルで説得
判定において有利なスキルを持っていればその行為が成功しやすくなります
例えば今回のような説得をする場合、純粋に<説得>を使っても良いのですが
<礼儀>で礼儀正しく接する事で話を聞いてもらおうと言う使い方も可能です
このあたりはGM裁量で変わってきます
ちなみに他にも<威圧>で説得するなどもOKでしょう
その場合、あとの態度に大きな違いが出るでしょうが…
村長:
「ああいや、これは失礼ちょっとした冗談だったのですよね(ちょっと落ち着いた)」
カゾット:
「そんなわけでシーカーギルドです ゴブリン退治の詳細を聞きに来ました」
エルザ:
「はい、冗談です。冗談なのです」
オディロン:
「シーカーの方ですよね、私はこの村の代表のオディロンと申します、どうぞ今回の件はよろしくお願いいたします」
カゾット:
「とりあえず中で話を聞かせてもらいますか」
オディロン:
「ああ、これは失礼。どうぞおあがりください」
GM:
そういうことで部屋に通されます、中では20前後の娘さんがお茶を入れてくれている
カゾット:
「そんなわけでゴブリンの被害等に付いて詳しく教えてください」
オディロン:
「それがね、昨日の朝方ベーカーの牧場で牛1頭とヤギ二頭が死んでいる、と言われてな
いやまあ、牛のほうの死体はなかったんだが、ヤギのほうは鈍器で殴られたあとがあってね」
エルザ:
「死体はなかった?」
ベアル:
「後ろからガツンと…か」
エルザ:
ゴブリンってそんなに殺傷能力があるんですか?
GM:
ゴブリンは武器として棍棒を使うので牛やヤギ程度、殺すのは楽勝だよ
レア:
死体は無いってそりゃあ食べたんじゃあないの?
エルザ:
でもヤギは食べられてませんよ
カゾット:
ヤギはなぜ持っていかなかったのだろう?
マナ:
これだけの情報では判断が難しいですね…
カゾット:
「ベーカー牧場は今の時間訪問しても大丈夫だろうか?」
オディロン:
「まああんな事があった直後だからなあ、私もついていけば問題ないだろう」
エルザ:
そもそもベーカーさんがゴブリンを知っていたかも疑問ですね
ベアル:
襲撃時間さえ分かれば張り込めそうですね
カゾット:
「じゃあ長老にはご足労願って牧場に行こう ついでに張り込みもできるかも」
not長老、yes村長
エルザ:
張り込み前提になってますけど、昨日の今日ですぐ襲撃が来ますかね?
1-4 死んだ羊と消えた牛
〜ベーカー牧場〜
エルザレアマナカゾットベアル
GM:
村長がドアを叩いて事情を説明すると中に入れてくれる
ベーカー:
「ああ、シーカーの方ね…あれは一昨日の夜かな?深夜に家畜が騒がしいもんだから窓からちょっとのぞいたんだよ
そしたら小さい人間みたいなのが何人かいて、棍棒振り回してるんだ。オレは怖くってね、さっさといなくなれって祈ってたよ
まあ翌日、家畜の被害を見たときは無理してでも追い払いに出て行くべきだったか、とも思ったがね」
カゾット:
「ヤギ以外の痕跡はなかったのか?」
ベーカー:
「血痕は残ってた、あとなんか引きずったような跡もな、そんで牛が一匹いないんだ、やっぱあれは持っていかれたんだろうな」
エルザ:
その跡を追っていけば巣はすぐにわかりそうですね
カゾット:
「以前にもこんな事件は起きたのだろうか?」
オディロン:
「いや、今までこんな事は一度もなかった」
エルザ:
「一度もなかった?それは気になりますね」
ベーカー:
「でもゴブリンの巣穴自体はあるって話だったじゃねえか、ホレ、北の山の」
オディロン:
「だがねえ、あそこは遠いし、何より今まで被害がなかったんだ」
GM:
と、村長たちはそんな話をしている
カゾット:
うーむ場所は明け方痕跡を調べるとして 休息と見張りを兼ねるべきか
エルザ:
「ひょっとして、オディロンさんはゴブリンの仕業だと思っていないのですか?」
オディロン:
「私はこの眼で見たわけではないからね、確かに今まで猟師が森でゴブリンを見たということはあったが、実害はなかったのだ」
ベアル:
巣穴の場所が聞きたいですね
GM:
北の山に住んでいるらしいが、村から見て山の反対側の洞窟を住処としてるらしい
エルザ:
とりあえず殴り殺したのなら腕の高さで身長がわかるはずです。まずは本当にゴブリンの仕業か確認したいです
GM:
ではヤギの死体を調べるなら知覚で判定を
エルザ:
ステラ〈不思議な助言〉使っていいですか?
GM:
「どうぞー」
ステラ<不思議な助言>
判定で振ったダイス目の一つに+1することができるスキル
ダイス目を操作するので、むりやりクリティカルにしたりファンブルを回避したりできる
ちなみにこの時は回数制限がなかったのですが
後に1日1回までの使用制限がつきましたとさ
エルザ:
(ダイスを振って)言ったそばからファンブルだよ!
レア:
なんとまあw
エルザ:
ステラの効果で打ち消します。ふぅ、あぶなかった
ベアル:
9さいだからしかたがない
マナ:
さすがです…
結果、成功したのはカゾットだけとなりました
GM:
ヤギと対して変わらない高さから殴られているようですねゴブリンの身長としては正しいはず
カゾット:
ふむ 噂に聞くサイズで間違いは無いようだ
エルザ:
「べっ、べつにわからなかったわけじゃないですからね! カゾットが先に調べたからもういいと思ったんです!」
カゾット:
「フフ、発見も正義也」ついでに現場は暗いけど一応牛の痕跡も調べてみよう(ダイスを振る)
出目は10、かなり良い成果と言えるでしょう
カゾット:
「はっはっは学生にはこの暗い現場は難しいかな!」
続いてレアとエルザも対抗してダイスを振ります…が
レア:
1と2で3!
エルザ:
2と2で4!
レア:
だめだこりゃ
GM:
レアは何もわからなかったようです、エルザは確かに荒れた痕跡はあるなー、ぐらいですね
エルザ:
うー
カゾット:
ふふふ、深夜に街道補修して苦労してるんだよ
GM:
カゾットは引きずられた痕跡に牛のものと思しき血痕が混じっているのを見つける、あと小さい足跡が数個と人間代の足跡も
ベアル:
発言は鋭いのにダイスが言うこときかない
カゾット:
「おや? 人間のゲソ痕じゃないかこれは」
ベアル:
「おかしいですね」
カゾット:
方角はわかります?>GM
GM:
引きずっている方角と同じだから北だね
カゾット:
「誰かが北のゴブリンを利用して家畜を盗んでいるということか」
エルザ:
「その可能性がありますね」
レア:
「なかなかあくどいわねー」
カゾット:
長老とベーカー氏に報告してこれ以上情報がでないか聞いて見よう
ベーカー:
「人間の足跡?てことはやはりあれは見間違いじゃ…(考え込み」
カゾット:
「なにを知っている?」
ベーカー:
「いや、外を見たときにゴブリンの他に人間っぽい影が見えた気がしたんだ、何分一瞬だったし闇に溶け込んでたから見間違いかとおもってたんだが…」
ベアル:
「恨みを買われている人間に心当たりは?」
ベーカー:
「オ、オレに恨み!?そんな…大体こんな仕事だし、敵を作るような事はしてないはずだよ!」
カゾット:
「何か人影に特徴的なものはなかったのか?」
エルザ:
「闇に溶け込むならそのスジの者かもしれないと思いましたが、足跡を残すなら素人かもしれません」
ベーカー:
「うーん、そうだなあ…(思い出し判定をして)黒い服を着てたんじゃないかな、としか…」
カゾット:
ただの賊か魔導師か…はてさて
1-5 対策会議
一向はベーカー牧場で今後の打ち合わせを始めました
どうやら見張りを立てて翌日ゴブリンの巣穴に行くつもりのようです
ベアル:
どのみち北の巣に行くしかなさそうですね
カゾット:
一応朝まで見張りを立てる?
エルザ:
ベーカーさんが狙われたのか、無差別に家畜が狙われたのか
カゾット:
牛を飼っている家畜、牧場は他にあるのかな?
GM:
あと2件ほどありますが、そっちは牧場と言うほど大きくはありません
エルザ:
ここにはまだ家畜はいますか?
GM:
一応牛はまだ数頭残っていますし、ヤギもいます
カゾット:
うーむ 馬鹿正直にまた同じ場所狙うだろうか
ゴーレムをどっちかに配備して感知はできるのかな?
レア:
遠隔操作とってるので感知できると思います
GM:
術者が起きてる限りはできますよ
レア:
というわけでオートマタを召喚します
ブライ
オートマタ
レアのクラスの一つであるアルケミストは、ゴーレムを使役する事に重点を置いたクラスになっています
ゴーレムと一緒に戦ったり、ゴーレムを操作して色々な行動を取らせたりする事が出来るのです
通常は見える範囲でしか行動させられませんが、レアは<遠隔操作>と言うスキルを持っているので
ゴーレムと視界を共有して、遠い所でも動かす事ができます
エルザ:
見張るなら発見スキル持ちを本命の場所に置きたいですね
マナ:
ベーカーさんが狙われてるという可能性を考慮してだれか護衛につく必要はないでしょうか
カゾット:
まぁベーカー氏を襲うならわざわざ牛だけ持ち去るとも思えないし
ヤギを放置してるとなると狙いは牛なんじゃないかな
ベアル:
依頼に護衛が含まれていれば、ベーカー氏に安全な場所へ移動してもらうということもできる
エルザ:
どうしてヤギを放置したんでしょう。いらないのなら最初から殴らなければいいのに
マナ:
そう、気になることが多すぎて断定できないんですよね…
ベアル:
牛を運ぶのに手一杯な数しかいなかったとも
カゾット:
まぁ相手もゴーレムをみかければ警戒はするだろうしそうそう襲いにはこれまい!
レア:
というわけで「ブライ、見張りよろしくね!」
カゾット:
俺はアーベリック氏の牧場の見張りをします
GM:
他の方は?
エルザ:
では我々は寝ます
カゾット:
ひでぇw
結局アーベリックの牧場にカゾット、ベアルのシーカーズが見張りに立つ事になりました
交互に寝て夜通しの監視を行うようです
一方のベーカー牧場はレアのゴーレムであるところのブライが立ちます
魔女組三人は宿に戻りましたが、ブライの遠隔があるので宿にいながらにして見張れます
しかしどうやらレアとマナも交互に寝るようです
残りのイーサン牧場と言う場所にはエルザが鳴子トラップを仕掛けておいて、誰も見張りに立たない事に
ではエルザは夜中に何するのかと言うと…
エルザ:
罠仕掛けたので寝ます。
「じいや、ホットミルクを持ってきなさい」
じいや:
(どこからともなく差し出されるホットミルク)
…万全である
GM:
夜第一区分、起きている人は全員知覚判定をお願いします
カゾット:
(ダイスを振って)出目7、4足して11
レア:
ではレアがはじめに起きてるってことで
レア:
(ダイスを振って)出目8、4足して12です
ベアル:
「Zzz…」
カゾット:
水筒の水ペロペロ
GM:
では今回は何もなかったようだ
では第二区分、起きている人は判定を
カゾット:
「さむいよーくらいよーねむいよー」
(ダイスを振って)出目7、4足して11
ベアル:
「Zzz…」
エルザ:
交代じゃなかったんですかw>カゾベア
GM:
起こさず頑張るおじさんw
カゾット:
水筒ペロペロしてがんばります
エルザ:
このまま三区分目も頑張るに違いありません
レア:
「それじゃあマナちゃんよろしくね…すやすや」
GM:
ちなみにブライは起きていないと動けないので判定はできません
マナ:
「レアちゃんお疲れ様、ゆっくりね」
GM:
ちなみに第二区分も特に何も感じられなかったようですね
次で夜が明けます、第三区分どうぞ
カゾット:
ベアルを起こして干からびます
ベアル:
(ダイスを振って)出目6、3足して9
GM:
特に怪しい気配や音などは感じなかった
マナ:
「レアちゃん、もう夜明けまであと少しだけど、気をつけてね」
レア:
「ふぁぁ…さてどうなるかしらね」
(ダイスを振って)ファンブル!!
エルザ:
気をつけてと言われたそばからファンブル!
そして夜が明けた
村にはいつもどおりの朝がやってきたのだが…
その村の宿の一室にて、こんな光景が
寝レア
マナ:
「あれ…レアちゃん…?」
レア:
「異常なしーむにゃむにゃ
…ハッ えっあれっあたしもしかして寝てた?」
マナ:
「おはようレアちゃん、起きたら私の横で寝てるから驚いたよ〜」
この体たらくである

ちなみにイーサン牧場に張り巡らせた罠はどれ一つ作動していませんでした
一向は合流し、再びベーカー牧場に集まって情報交換をした後
予定通り北の山の洞窟に向かう事にしました
カゾット:
よっしゃ 次に目指すは北の山じゃ!
エルザ:
いや、ちょっと待ってください
村長に依頼の達成条件を確認したほうがいいのではないでしょうか? 黒幕の存在が浮かび上がったわけですし
黒幕を倒せばいいのか、ゴブリンを殲滅するのか
GM:
依頼については「こちらの村としては一連の事件を解決して欲しいので、なにか裏があるならそれを突き止めて欲しい」とのこと
カゾット:
おっと これはちょっと話が変わってきたぞーシーカー魂のみせどころか
エルザ:
村を襲いさえしなくなるのなら、ゴブリンの命を奪わなくてもよいということですね
カゾット:
む、魔女学園組は何か穏便に済ませられるとでも?
マナ:
できることなら争いごとは少ないほうがいいですけど…
エルザ:
ゴブリンとの戦いは当然あるでしょうけれど、無害なゴブリンまで殺す必要はないでしょう
ベアル:
ゴブリンがこれまで村を襲ったことがないのなら1匹でも殺ると後々面倒になるかもしれない
戦闘で手加減してゴブリンのHPを0以下にしないというのはどうでしょう?
手加減
戦闘であらかじめ手加減して攻撃すると宣言する事で、相手のHPを0でとどめる事ができます
これによって相手を殺さずに捕らえる事ができるのですが
意外とこの宣言を忘れてしまう事が多かったりします
GMによってはいいよいいよと宣言していたことにしてくれるのですが
やはりGMによってはいいよいいよと言いながら殺してくれたりもします
レア:
そうねー、ダメそうだったらその時は仕方ないけど
カゾット:
道中襲われたらそんな事も言えなくなると思うが、とりあえず穏便に黒幕だけ突き止める方針でいこう
魔物の命
余談ですがぐらち世界では魔物は基本的に害獣です
なので魔物を倒す事に抵抗がある人はあまりいなかったりします
でもだからと言って嬉々として虐殺されても困るんですけどね

カゾット:
では方針も決まった事だし 村長に挨拶して牛の痕跡をたどって行きます>GM
GM:
了解、幸い引きずった跡は一直線に北の山の洞窟に続いているようです
カゾット:
「よーし 出発だーみんな準備はいいかー!忘れ物ないかー!」
こうして一行は北の山の洞窟に向けて出発するのでした
ちなみに道中の食料をベアルがせびったおかげでお弁当携えての山登りです
果たして、無事にゴブリンを退治することはできるのでしょうか?
そして黒い影の正体は一体何なのか?
色々と謎を残しながらも…
GM:
後半へ続く!
カゾット:
「次号泣き叫ぶ家畜!せまりくる謎の影!ポロリもあるよ!」
マナ:
誰のポロリだ!
エルザ:
眼球か
GM:
グロッ
レア:
なにそれこわい
次回もよろしくお願いいたします
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