トップ
目次|前へ|6-5|6-6|6-7|次へ
6-5 断崖の死闘
さっそく異形の巨大ゴーレムと戦闘開始
今回から試験的に大魔法が変更されています、まあこれがどんな結果を生むかは・・・
見てのお楽しみということで
ベアル:
こいつぁヘビーなボスですねぇ巨大なだけに
まずは小手調べとばかりにレアの攻撃が飛びます
巨大なだけに回避力は低いのですが、出目が振るわずミス
続くベアルも攻撃を行い命中させますが、ベアルにしてはイマイチなダメージ
ですが気血というスキルによってMPを回復させました
そして巨大ゴーレムの手番
カゾット:
さーゴーレムの出番よー
エルザ:
撹乱使います
GM:
ベアルに攻撃(コロコロ)12足して19
エルザ:
なにその命中!
ベアル:
回避判定(コロコロ)ファンブル!
マナ:
ああああ
カゾット:
ふぁんぶるぅぅぅ
ベアル:
どっちみち無理(笑
崖にへばりつきながら足を振り回すゴーレムによって、ベアルはそこそこのダメージを受けました
すぐにマナによって回復されますが、まだ微妙にダメージが残っています
続いてカゾット、ブライの攻撃は回避され次のラウンドへ
エルザの急所狙い攻撃によって装甲の隙間を縫う攻撃が命中
GM:
バチーンと当たって、ゴーレムは首だけエルザへ向ける、そのまま顔を右に180度左に180度回転させて見つめる
ベアル:
いやな動きしたー(笑
エルザ:
いちいち演出が怖い
カゾット:
ヘイトあっぷ!
それに続きレアの攻撃も通しますがこちらはかすり傷程度
マナはカゾットにHPが増加する魔法を使用します
そして再びのゴーレム行動ではエルザの撹乱とベアルの相殺(命中値で回避判定ができる)により見事回避
ゴーレムの拳をベアルの拳が打ち払います
ですがその後の反撃は外してしまい、膠着状態へ
カゾット、ブライと、目立った動きがなく次のラウンドへ
レアがシュヴァルベシュートで攻撃を命中させ、ダメージが振るわないジンクスを振り払うかのように大ダメージをたたき出しました
レア:
そおれっと!
GM:
おお、痛いぞ
一同:
いい出目!
続くマナが範囲回復でベアルとカゾットを治療しようとしますが、カゾットが前線にいなかったため断念
GM:
行動遅らせるとカゾットがゴーレムの目の前に躍り出てくれるかもしれない
マナ:
ではカゾットさんは放置しておきましゅお
マナ:
しゅおってなんだお
一同:
(笑
GM:
ついに萌えキャラの道を・・・
エルザ:
あとカゾット一応魔法使いってことを忘れないであげて(笑
カゾット:
前に出る前衛的魔法使いです
ベアル:
あれだけ派手に扉ぶっこわす魔法使い
マナ:
いつも破壊ばかりしてて武闘派な印象が・・・
そんな扱いのカゾット談義をよそにゴーレムの次の行動は
GM:
大魔法<ディメンジョンレイ>をベアルに
レア:
破壊光線だー!
GM:
必中攻撃なので、気合入れて耐えるのだよ
ベアル:
かかってきなさい!
GM:
ベアルにぐるりと顔を近づけると、顔の中心が内側へくぼんでいき巨大なレンズが出てくる
マナ:
回復しなかった3のために・・・なんてことになりませんように人
GM:
6d6+8 無属性(コロコロ)25点!!
ベアル:
さすがに毛が燃えましたねぇ・・・
レア:
しかもこれでも出目的に若干控えめってのが怖い…
GM:
ベアルを巨大な光線が包み込むが、何とか耐えたようだね
ゴーレムは排気の為、間接から蒸気を噴出している
出目が良すぎるとベアルが即死する威力だったので、使うときはかなり気を使いました
さて、次のベアルの攻撃ではいつものキレが戻ったのか
お返しとばかりにゴーレムの巨大な顔面に拳でヒビを入れます
よろめくゴーレムに追い討ちをかけようとカゾット、ブライが攻撃を仕掛けますが
GMの出目が良く、悉く回避されてしまいました
カゾットにいたってはこの戦闘で全くのいいとこなしです
ターン最後にマナの回復が飛び、ベアルのHPを徐々に治療していきます
カゾット:
まぁ次は大魔法まつりだ… ゲフェッフェッフェ
エルザ:
大魔法ラッシュ行きます?
レア:
いきますか?
ベアル:
その予定です
エルザ:
では、パワーアップしてチート化した〈大樹の加護〉!
GM:
お、きたなチート魔法
大魔法<大樹の加護>
3ラウンドの間、味方全員の全ての出目に+1・・・とかだった気がします、この時点では
判定の達成値ではなく出目に+1、つまるところクリティカルしやすくなるし、ダメージダイスも増えるというものですね
ベアル:
はじまったなFUYUTSUKI
そしてエルザの急所狙いが的確に命中し、大ダメージをたたき出します
レアの十八番、シュヴァルベシュートも軽やかに命中、同じく大ダメージ
そして、大魔法といえばこの人、ベアルさんの出番ですが・・・
ベアル:
ではMP8を使って大魔法・武神乱舞を使います
大魔法<武神乱舞>
ダメージダイスにレベル個のダイスを追加する強力な大魔法です
それで出たダメージは何点かというと・・・
ベアル:
1d6+5+2+3+6d6+8(コロコロ)51!!
GM:
おおっと、それは痛すぎる!大魔法<守護者の聖域>
大魔法<守護者の聖域>
こちらはガーディアンの大魔法、ターン終了時まで全てのダメージを無効化します
エルザ:
なにいいいいい!
ベアル:
いや、どっちにしろボクの攻撃でしか使わなかったでしょう
だいたい予測済みです
エルザ:
なるほど、これを読んでのMP温存だったんですね
マナ:
さすがすぎる
どうやら防御の切り札を消費させるのが目的だったようです
ベアル、恐ろしい子!
その後、マナの回復が飛びベアルはほぼ全快まで戻されてしまいます
ベアル:
マナさん・・・かたじけない!
GM:
ではゴーレムですね、カゾットのほうに首をグリっとむける
カゾット:
こっちかよ(笑
GM:
<カノン>+<なぎ払い>で範囲攻撃さー
ゴーレムなのでぐらち体験版でも出てきた技を入れておこうかなーと
なぎ払いをつけているので範囲攻撃に変わるのですが
レア、カゾット、マナが対象になりました・・・が
GM:
2d6+12-2 命中判定(コロコロ)14
うおおおお、ひくいいいいい!!
レア:
(コロコロ)あれ全員よけた(笑
ここで完全に流れが変わってしまったことを実感するGMである
次のターンのエルザの攻撃では、出目の悪さをスキルでカバーし、急所攻撃を命中させ、またも大ダメージ
レアの攻撃ではクリティカルがでますが、やはりというか出目が振るわず、それなりのダメージにとどまります
しかしいい加減ゴーレム側の被害も甚大になってきました
追い討ちをかけるようにベアルがクリティカル
相変わらずの大ダメージ、とうとうゴーレムの顔面装甲を砕きます
中のレンズはむき出しになり、顔を回転させようとする駆動音だけが響く
レア:
ふむ、あとちょいってとこですね
ベアル:
ついにボスキラーのカゾさんの出番が
カゾット:
ボスにキリングされたりしてね…さぁ俺のフードを赤く染めてみろ!
ゴーレムのHP的におそらくもうこれが最後の行動となるでしょう
3つ持っていた大魔法最後の一個を使うのは今しかありません
対象はさっきからフラグたてまくりなカゾットさんに・・・
GM:
大魔法<リミッター解除>
大魔法<リミッター解除>
アルケミストの大魔法、このターン中の攻撃をレベル個のダイスに変えるとか
確かそんな感じの大魔法です
一同:
ええええー
マナ:
赤く染めてみろとかいうから・・
GM:
激しい異音を出しながら、レンズの奥から不気味な赤い光を明滅させる
装甲がボロボロと剥がれ落ちながらも拳を振り上げ
(コロコロ)命中17!
カゾット:
2d6+4 【回避】(コロコロ)9!!
・・・まぁ期待はしていないさ
ベアル:
カゾットー!
GM:
7d6+10 打ダメージ(コロコロ)あ、やたら出目が・・・44!!
一同:
うええええええ!
カゾット:
すいませんしぬます(笑
GM:
では破片を撒き散らしながら巨大なパンチでカゾットは壁に叩きつけられる!
カゾット:
防御引いても39点なんでペチャンコー
マナ:
赤く染まってしまったぁ・・・
カゾット:
(やっぱしゅんそくつかってもらうべ ガクッ
ベアル:
カゾットー!
見事なフラグ回収、そして本当にいいとこなかったカゾット・・・
ちなみに即死ではなく、気絶で済みました
そして同じくイマイチいいところのないブライさんの攻撃です
レア:
「それならこちらもいくわよ、リミッター解除!」
ブライ(レア):
「リミッターブレイク・アイゼンブロウ!!」(コロコロ)クリティカル!!
GM:
うわあああああ
一同:
クリティカルきたー!
GM:
回避は・・・(コロコロ)勿論失敗!
ベアル:
おおーリミッター解除の大応酬が熱い!
ブライ(レア):
1d6+7+1d6+5+6d6+1d6 打(コロコロ)43!!
巨大ゴーレムに呼応するかのようにリミッターを解除するブライ
カゾットを吹き飛ばす腕を潜り、むき出しになったゴーレムの顔面をブライの鉄拳が粉々に粉砕していきます
巨大ゴーレムは体中を爆発瓦解させながらゆっくりと谷底へ・・・
そして一瞬の後、轟音が響き渡る
後に残ったのは赤く燃える谷底をバックに力強くたたずむブライの後姿と、壁に張り付いているカゾットの姿であった
ありがとうカゾット、君のことは忘れない
GM:
おいしいとこもってったなあ・・・
エルザ:
ゴーレム大戦争でしたね
ベアル:
ゴーレム合戦あつかったですねぇ!
マナ:
あれ、誰かいないような・・・・
カゾット:
せめて笑いを取れないと浮かばれない
レア:
「っと、それよりも倒れたカゾットを・・・」
なんとまああっけないことですが、その後マナのリザレクションによって息を吹き返したカゾット
望みどおりフードは赤く染まっている
カゾット:
「ここが天国か」
エルザ:
これがドラゴンボールの力か……
エルザ:
とりあえずゴーレムの件は先生に報告しておきますね
ミルシェ(GM):
「ゴーレムですか…古代遺跡の名残か、そうでなければ…とにかく調査を続けてください」
ベアル:
「誰かが実験してたってことでしょうかね」
エルザ:
「過去にコルチカムのメンバーが巨大ゴーレムを操っていたことは?」
ミルシェ(GM):
「巨大物はありませんが、ゴーレムを使用してきたことはあります。彼らはゴーレム技術に関しては深い理解をもっていたようですから」
ベアル:
「前の施設も錬金術に関するものでしたしね」
レア:
「ふーむ・・・」
エルザ:
ゴーレムの残骸を調べて作られた年代がわかったりしませんか?
カゾット:
「コアでも回収できれば解るかもしれないがどっちにしろ奈落のソコか」
ベアル:
「コルチカムと錬金術は何かしら繋がりがありそうですね」
エルザ:
とりあえず進みましょうか
6-6 禁忌に触れる
気を取り直して進むと、そこには扉が
いつもどおり調べた後に扉を開けるとそこは会議室のような部屋
入り口の他に扉が3つある以外何もない部屋でした
レア:
机にはなにか置いてありますかね
GM:
机の上には何も置かれていません、床も同様ですね
マナ:
まずは西の扉でしょうか
GM:
西側の扉は枠に少し黒いシミのような模様があるぐらいでいたって普通
レア:
黒いシミ・・・
エルザ:
血?
マナ:
どのくらい新しいものか調べたい
GM:
知識:雑学とかでいいかな、調べるなら
レア:
よしじゃあ私の出番デスネ(コロコロ)16
GM:
完全に乾いて変色してしまっているので数ヶ月以上は確実にたっている
年単位の可能性も強い
マナ:
「レアちゃんどんな感じ?」
レア:
「大分時間が経ってるみたいね……」
カゾット:
「まぁ順当に考えてゴーレムの犠牲者だろうな」
マナ:
「そっか・・・じゃあ今は安全・・・なのかな?
西は気味が悪いとまずは南の扉を開ける一行
片方の部屋は保管庫だったようですが、めぼしいものは無し
続くもう一方の部屋では簡易ベッドを3つ発見します
GM:
扉を開けるとそこには汚れた簡易ベッドが3つ
マナ:
ベッドの上は何か膨らんでたりしませんか?
GM:
シーツとかもないので、膨らんでたりはしません
エルザ:
2d6+4+2 発見(コロコロ)14
GM:
ではエルザはベッドのうち一つの裏側に布切れが数枚挟まっているのを見つける
レア:
おお?
エルザ:
引っ張り出せそうですか?
GM:
簡単に取れますよ
見た感じ布の表と裏にそれぞれ文字が書かれているのが4枚程度
さらにその布がどうやら衣服の切れ端のようだとわかる
マナ:
なんて書いてあるんだろう
レア:
こっそり隠しておいたメモ書きのようなものなのかな
カゾット:
魔法文字ならいけるぞぅ!
GM:
読める言葉で書かれてるよ
表「私達は2,3人が同じ部屋に入れられている
 たまに1人が外へ連れて行かれる
 そういった子がここに戻ってくる事はない
 でもたぶん、開放されたのではない」
裏「すぐ表で何かを話していた
 何かの実験をしているらしい
 でもそれが何かなんて知りたくもない!」
「何も判らないまま、気付けばここにいた
 路地裏を歩いていたら突然意識が…
 誰か、助けに来てくれることを神に願う」
「彼らは私達をここに拘束しておく以外、比較的優しく接してくれる
 中には私達に謝る人もいた
 その得体の知れなさが
 ただひたすらに
 気持ち悪い」
「表が騒がしい、怒鳴り声が響き争いの音が聞こえてくる
 助けがきたんだと、その時は思った
 やがて静かになり、なにかひそひそと会話をしているようだった
 
 結局、誰も助けは来なかった」
「今日、また一人帰ってこなかった
 あの子の涙を浮かべた目が頭から離れない
 何かに書き付けていないと正気を失ってしまいそう
 誰か、早く助けに来て」
「また声が聞こえる
 『協力者が必要』とか『雪の塔の実験』だとかなんとか
 『ここを破棄する』とも聞こえてきた
 私はこれから、どうなるの」
「私一人になってから何日がたったんだろう
 時間の感覚は全くない
 お願い助けて、助けて・・・」
マナ:
かゆい・・・うま・・
ベアル:
「…予想以上に酷い実験のようですね」
レア:
残った西側の扉には・・・ゴクリ
エルザ:
これはベアルに見せていいものやら……もう遅いですけど
マナ:
これから目指そうとしている塔では実験が行われてるんですかね・・・
カゾット:
布キレはブライの中に入れておいてお待ちかねの次へいくとしよう
エルザ:
とりあえず先生に報告しておきますよ
ミルシェ(GM):
沈んだ声で「酷い話・・・だけど証拠は取れてきたわね。辛いでしょうけど、もう少しだけがんばってください」
エルザ:
「わかりました」
カゾット:
西の扉は破壊します
GM:
カゾット怒りのダイナミックお邪魔します
マナ:
カゾットさんがまじめに怒ってらっしゃる・・・・
GM:
扉は砕けて崩れる
カゾット:
「これで閉じ込められた人々の恨みくらいは晴れたかね
よーし! 外道な実験の正体つきつめたるぞー!」
GM:
その部屋の中央には石で出来た祭壇のような寝台があるね
この寝台には黒く変色した何かが大量に付着している
さらに、奥に机が置いてあり、その周囲にはガラス片が散乱してる
カゾット:
これはまた… しかし下に行く道はないのか
GM:
見える範囲ではそれだけです
エルザ:
すごく……悪の組織です……
レア:
じゃあまず机調べましょうか(コロコロ)クリティカル!
一同:
おおー!
GM:
レアはガラス片に混じって色々なパーツが落ちている事に気付きます
エルザ:
さすがレア、機械に強い!
マナ:
「レアちゃん何か見つかった?」
レア:
「何かの部品みたいなんだけど……」
GM:
魔導器具に使われるタイプのパーツですね
アルケミストの道具として見たことのあるものもあればないものも
カゾット:
「この場で解らないなら証拠品で押収かな」とブライの中に組み込んでみる
ベアル:
「みなさん、この状況どう見てます?」
エルザ:
部品と血のついたベッド……これはあれですよね……改造人間
レア:
ではそれっぽいものを回収
ベアル:
「エンリクがどうなったかの手がかりがこれだけだと何ともいえない気がします
何ともいえないというより、何かが足りない。そんな感じです」
カゾット:
「ともかくここから下に行く道を探してみよう」
ここで部屋を捜索するついでに祭壇をチェックしてみますがめぼしい発見はなし
ならばと、机で見つけた部品を調べている事にしました・・・が
GMにちょっとした狙いがあったので、判定をキャンセルしました
レア:
まさか見たことある系か
カゾット:
データベースにひっかかっただと
GM:
アルケミでは良く使う部品も混ざっている、そっちは良く知っている
一部普通は使ってないような部品が見受けられるが、あなたはそれを見た事がある
レア:
「!?この部品は……」
〜12年前〜
GM:
レアの目の前には優しそうな老人がレアに微笑みかけ、レアを抱き上げる
当時レアは6歳、目の前の老人はレアの祖父に当たる人物です
GM:
回想シーンですが、当時の記憶と言う事でレア6歳はロールプレイをお願いします
レア:
はーい
祖父(GM):
「おお、レアか。ダメだろうここに勝手に入ってきちゃあ」と言いつつ笑顔で頭を撫でてくる
レア:
「だってー、ここおもしろいものがたくさんあるんだもんー」
GM:
レアの言葉どおり、部屋の中には様々なゴーレムの設計図や実験装置、小型の人形から大型の人形まで
さまざまなものが置かれている部屋でした
祖父(GM):
「そうかそうか、お前もわしらの血を引いておるということだなあ、ははは」
GM:
おじいさんはそういいつつ仕事机の前までレアを連れて行きます
机の上には見たこともないようなガラスの管と、それをまとめる複数のパーツで構成された大型の機材がおいてあります
レア:
「ぐらんぱ、これなーに?」
祖父(GM):
「これか?そうさなあ・・・どう説明すればわかるかな」と祖父は困った顔を浮かべる
懐から霊水晶を取り出すと「これは見たことがあるじゃろう?霊水晶という魔力を蓄えた不思議な石だ」
レア:
「うん」
祖父(GM):
「ここから取り出した魔力はもう戻ってこない、そこで我々アルケミストはこの霊水晶を加工し、魔力を何度でも継ぎ足す事のできる装置を使うんじゃ、それが「魔導核」だな」と言って、霊水晶を加工し、容器に収めたものを取り出す
エルザ:
(うわ、欲しい)
レア:
(ってことはブライのコアもこういうやつなんだろうな・・・)
カゾット:
(そりゃお高いわけだ)
祖父(GM):
「じゃが、もし魔導核自体が、勝手に魔力を生み出し続けるとしたらどうかな?」そう言って小さな青白い宝珠を取り出す
エルザ:
(永久機関はたいていロクでもない裏があるものですよ)
ベアル:
(じいちゃんすごすぎる)
祖父(GM):
「それが“ノル”と呼ばれる新しい魔導核、これが完成すればゴーレムは真に我々の良きパートナーになるじゃろう」
レア:
「ほへーすごいなー」もちろんよくわかってない
祖父(GM):
「・・・っと、難しすぎたかな?」ははは、とレアの頭を撫でる
GM:
ではそこで祖父はレアに目線を合わせるようにかがみこんで、まっすぐに見据える
祖父(GM):
「力に善悪はない、だからこそその使い手たる我々が、正しき道を示さねばならない。レア、お前は賢い。きっと・・・できるはずだ」
レア:
「・・・うん、だいじょうぶだよ!あたしかしこいもん!」
エルザ:
(でもサボリ魔)
祖父(GM):
そこで再びにっこり笑う「よーし、じゃあ今日は私が一日レアの遊び相手になってやろう!」
〜現在〜
GM:
それがパーツを手に取り、調べようとしたレアの頭を駆け抜けた記憶です
カゾット:
「アルケミストの事は詳しくは無いが、コレは恐らく〜・・・って聞いてない!」
レア:
「・・・魔導核・・・ノル・・・?」
マナ:
「レアちゃん知ってるの?」
エルザ:
お爺様はご存命で?
GM:
申し訳ないですが既に他界しているということにしてください
カゾット:
「の、のる? 知っているなら知っていると見つけたときにでも」
レア:
ところでその例の技術は今のところ普通に使えるものなんでしょうかね
GM:
いや、その後研究を完成させないまま祖父はなくなりました
エルザ:
大往生ですか?
GM:
大往生ですね
エルザ:
それはよかった
カゾット:
「それでその魔導核?ってやつで何か動かせそうなのか?」
レア:
「あたしのおじいちゃんが昔研究していたものなんだけど……どうしてこんなところに?」
エルザ:
装置の壊れ方なんですけど、内側から爆発したのか外側から破壊されたのかはわかりませんか?
GM:
そうねえ、机から叩き落された感じかな
エルザ:
血はついていますか?
GM:
ガラスに?確かに多少付着してるっぽいね
ミルシェ(GM):
「なにかわかりましたか?」
エルザ:
「かくかくしかじか、で、“ノル”と呼ばれる魔導核はご存知ありませんか?」
ミルシェ(GM):
「ノル…聞いたことはありませんね、そのあたりは専門家にきいた方が良いでしょうね」
レア:
量産できるもんだったら自分用にも欲しいところです(笑
エルザ:
「学園にこういったことに詳しい先生はいますか?」
ミルシェ(GM):
「います、バイルケ先生という方がゴーレムには詳しいですから、こちらはバイルケ先生にお話を伺っておきます、そちらは証拠品を持って一旦引き上げてください。判り次第また連絡します」
レア:
「あの先生なら知ってるかもねー、たまにブライのことで相談に乗ってもらったりしてるし」
エルザ:
「わかりました、ありがとうございます。よろしくお願いします。」
6-7 消えた11番隊
これ以上この部屋からは何も出ないと判断した一行は、続いて谷底の調査に移ります
ロープで縛ったり壁を歩いたりしながら谷底へ降りた面々は、そこで巨大ゴーレムの残骸と、おそらく実験の犠牲となった人々の遺体を発見しました
それらの遺品と巨大ゴーレムの魔導核を確保し、地上へと帰還します
カゾット:
さて、内通者ミシディアスの痕跡はサッパリみつからなかったけど
あとは学園から何かしら派遣してもらって調べ上げてくれるのを期待するしかないかねぇ
エルザ:
学園側は目立った動きができないから我々が動いたのではなかったでしたっけ?
GM:
学校側では先生がメインに動いているだけで、協力者が多いわけじゃないからね
ベアル:
全く情報すらない状態だったって印象でしたね
カゾット:
まぁそうだけど遺跡が見つかったんだから学園側の捜査もはいるんじゃないかな
でなきゃあの装置をあの場で焼却してやる
GM:
もちろん調査を学園に進言する事はできるよ
エルザ:
では詳しい調査は任せましょう
カゾット:
「もってけない物証は遺跡内にあるから調査をどうするかは先生に任せると進言しておくれ」
ミルシェ(GM):
「わかりました、ですがこちらから人を差し向けるのは時間がかかりますね」
エルザ:
「わかりました、お願いします。調査していただけるのなら時間は問いません」
ミルシェ(GM):
「彼らが所属していたと言う11番隊の情報を集める事はできないでしょうか」
カゾット:
「コレから神殿で遺品の照合をしてくるからそのときにでも当たってみる」
エルザ:
ああ、なるほど。「同隊の仲間」って書いてありますね
ミルシェ(GM):
「お願いします、先ほどの情報は日暮れにはお伝えできると思いますので、よろしくお願いいたします」
エルザ:
「わかりました」
カゾット:
異論が無ければ神殿にGoしますよ
〜ミシディアス神殿〜
エルザ:
安部さーん
GM:
あの人は基本地下墓地管理の人だ(笑
まあ出てきてくれるけど
エルザ:
だって他に知ってる人いませんし
アーヴェ(GM):
「あまぁたあなた達ですか!?いい加減にしないと人を呼びますよ!」
カゾット:
「行方不明者の照合は無縁墓地とかでやってないのか?
ベアル:
すっごい印象悪くなってる(笑
アーヴェ(GM):
「行方不明者?それは死者ではないのでこちらでは管理していませんよ、そういうことは衛兵かシーカーにでも行ってください」
カゾット:
「おこられたー とりあえずこれらの装飾品に心当たりは?」
アーヴェ(GM):
「なんです、これは?話の流れからすると・・・まさか行方不明者の?」
カゾット:
「そう それにもしかしたらこの神殿の関係者かもしれない
それでもアテがないなら衛兵のところにでもいってみるさ」
アーヴェ(GM):
「うーん・・・で、これを持っているということは行方不明者が見つかったと?もし本当ならば協力できることがあるかもしれませんが」と半信半疑の顔
エルザ:
では棺のメモの件から話しましょう、信じてもらえないのならアマディスを連れて来ますよ
カゾット:
「遺体は風化が酷かったからもってこれたのはせいぜいこの装飾品だけ、出来る限りでいいから調べてはくれないか」
カゾット:
行方不明になった11番隊のことも話してみるか
アーヴェ(GM):
「消えた11番隊?」
マナ:
「・・・何か知ってるんですか?」
アーヴェ(GM):
「数年前に突如姿を消した11番隊、オカルトみたいな話ですが・・・」
エルザ:
隊が行方不明だったんだ……
ベアル:
正義の部隊だったんですね・・・
アーヴェ(GM):
「これが本当なら私の手には余ります、司祭様に直接きいた方がよろしいかと・・・と、いうより、私はそれ以上何もしらないのですが」
カゾット:
「司祭には何時ごろ伺える?」
アーヴェ(GM):
「取り次ぎます、少し待っていてください」と呼びに行ってくれる
マナ:
阿部さんがデレてる・・・
カゾット:
デレなの!?
GM:
と、少し待ったところで、でっぷり太った司祭様がやってくる、一応場所を応接に移した事にしとこう
カゾット:
茶菓子はまたゼリーですか…
GM:
なんもないわ(笑
カゾット:
チッ
太った司祭、エドアルドの話を纏めると以下の通り
・11番隊は通称「コルチカム」
・5,6年前に姿を消した
・神殿は5年前の事件の際は、彼らの犯行と知りながら手を出さなかった
・既に神殿を離れている為無関係を貫き、事件後の証拠隠滅を行う
・証拠隠滅は彼らの研究を世に出さない為でもあった
・彼らが暴走し始めたのはおそらくフェザーリア巡礼から戻ってきてから
・フェザーリアでは「輝ける雪の尖塔」という邪教集団と争いになった
エルザ:
「調査は我々が進めます。ですから、ミシディアス側は協力していただけると約束していただけますか?」
カゾット:
「これから魔女学園のニンゲンが度々調査に来ると思うが協力してくれ」
エドアルド司祭(GM):
「ミシディアス神に誓って。しかし他所の街の司祭も同じ考えとは行かず、むしろ隠匿の立場を取ることもありましょう。その際をくれぐれもお気をつけ下さい」
エルザ:
「わかりました。できれば他所の街にもお伝えいただきたいのですが、可能ですか?」
エドアルド司祭(GM):
「必要であれば・・・面識もあるようですし、連絡の際はアーヴェさんにお願いいたします」
マナ:
「いえ、本当に助かりました、ありがとうございます」
カゾット:
「先生に報告したらアマディスにも一応教えてあげるべきなのか」
GM:
では神殿を出る、時刻は夕暮れ
エルザ:
うーん、さっきから悩んでたんですけど
ゴーレムのコアって壊れてないほうが高く売れますかね?
一同:
そんなこと悩んでたんかい!(笑
ミルシェ(GM):
「取り込み中のところ申し訳ないのだけど、ノルについて聞いてきましたよ」
ベアル:
さすが先生
ミルシェ(GM):
「はるか昔に“ノル”と言う物質について言及した書物があるのですが、絵空事としてまともに研究する人がいませんでした
ですが、中にはそういったことに情熱を注ぐ方もいらしたそうで・・・レアさん。あなたのおじい様もそういったうちの一人だったと」
カゾット:
レアの師匠と祖父は知り合いだったの巻!?
エルザ:
「その書物に書かれていた“ノル”とはどんな物質なのですか?」
ミルシェ(GM):
「研究者が少なく、あまりはっきりしたこともわかっていなかったようですが・・・」
レア:
「そうみたいね、…そういえば、もしかしたら研究資料ってまだ実家に残ってるのかしら」
ベアル:
情報が一揆に広がってきましたね
ミルシェ(GM):
「“主に魔物などの体内から特殊な方法によって抽出できる魔力の核”だとのことです」
マナ:
(主に魔物ってことは、魔力を秘めた人間からでも抽出できそうで怖い・・・)
カゾット:
「つまり強制的に生命体から魔力を集積させるコアってことか」
ミルシェ(GM):
「バイルケ先生も専門外だと言う事で、現状わかる範囲ではこんな所だそうです」
エルザ:
もう組織の研究内容ってあれしかないじゃないですかー
マナ:
そういえばもう確定だったんだ・・・
ベアル:
「それ以上知ってたらもう向こうの人間ってことかもしれないですしね
ミルシェ(GM):
「・・・皆さんの言いたい事はわかります。もしそうならば絶対に見過ごすことはできません
それと、そちらでの用事が終わったようでしたら、レインズウィックに帰還してください
あなた達にはまだやってもらいたいことがあるんですから」
カゾット:
「まぁすでに真っ暗だけどね!」
いろいろな情報が錯綜する中、重い気持ちで今回の事件の後始末をすることに
アマディスには軽い情報だけを伝え、神殿側には遺体の照合を頼みました
そして一行はようやくレインズウィックへと帰って行くのでした
第六話「閉ざされた想い」 了
目次|前へ|6-5|6-6|6-7|次へ
Copyright(c) Moyasiwhite All Rights Reserved.